I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第12章 笑顔が消えた日
コンコン、
「拓ちゃん?開けていい?」
中から返事は無いけれど居るのはわかっている。
私はそっとドアを開けた。
拓ちゃんはベッドの上で横になっていて
一瞬だけ顔をこっちに向けた。
「どした?」
そう言った時には天井を見上げていて…
私は拓ちゃんの傍に近付いて
静かに床に座った。
「私、これから帰るから…」
「……」
「拓ちゃん…もう少し、
好きなものだけでもいいから
ご飯食べた方がいいよ?」
「……」
「身体に悪いし……
あっ、畑の方も…もう少し見てあげてね?」
少しでもやらなきゃいけないことがあれば
気が紛れるかもしれないし、
「私に……何か出来ることがあったら
言ってね?」
「…………だよ…」
え…?
「拓ちゃん…今何て…?」
「出来ることって何だよっ!!」
……!!