I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第13章 約束の場所でもう一度
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翌日、朝食の片付けを済ませた後
母さんは畑に向かった。
「拓ちゃん、何してるの?」
キッチンでレシピノートを見ている俺を
亜子は不思議がっている。
そして、側に広げてあった手紙に気付き
亜子はそれを読み終えると
「拓ちゃん、これ…」
「…うん…」
「このお客さんのためにメニュー考えてるの?」
亜子は期待に満ち溢れた顔で
俺の返事を待つ。
「…あぁ」
「……!!
本当?!」
「…あぁ」
「やっと、やっと……っ、」
「……亜子?」
亜子は……
一瞬だけ泣いて
その後に、笑った。
亜子が喜んでくれたら……
俺も、嬉しい。