I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第3章 仕事と恋と。
「望月さん、今日も残業?」
「はい…」
「身体壊さないようにね?」
「ありがとうございます…」
「それじゃ、お先に」
「はい、お疲れさまでした」
6つ年上の山口美花さん。
綺麗でいつも優しくて、
仕事もできる、憧れの先輩だ。
そして---
また今日もオフィスには
いつもの二人が残っている。
パソコンに集中して、フリーペーパーに載せるお店の記事を仕上げていた私。
集中したいのに…
仕事を終えた様子の課長が
こちらをガン見しているのが視界に入る。
今日は徹夜明けですっごく眠いから……
早く帰って寝たいのっ…。
だから…
……!!
課長が席を立って私の背後に辿り着き
後ろから私を優しく抱き締める。
「か、課長…//」
私が振り返るよりも先に
課長の両手が私の頬を包み込んで
唇が重なった…。