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I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*

第4章 突然の再会



「お父さんねぇ……亜子がこの家を出て行ってから

本当に寂しがってたのよ…」



……いつも、心配してくれてたもんな…。



「“一人娘なのに、全然帰って来ない”って

よくぼやいてるわ」


そう言ってクスクス笑うお母さん。





「ついこの間、お隣さんといつもの5人でバーベキューしたの…」




「……うん」






「亜子の座るスペースが空いてるのが

凄く寂しいんだって言ってたわよ…」




……お父さん…。




「亜子が何年も座らないうちに木が古くなっちゃってね……


お父さんそれで、亜子がいつ帰って来てもいいように


急いで完成させようとしてたの……」




……!!




「亜子が帰って来るのをずっと楽しみに待ってたのよ?


それなのに、こんなことになっちゃって……


せっかく亜子が帰って来てるのに、お父さん家に帰れないんだから、とってもショックだと思うの。


だから……明日お父さんに会ったら


もう、怒らないであげてね?」






……私、今日お父さんに酷い言い方しちゃった…。







「少しはゆっくりしていけるんでしょう?」




……あっ、課長に電話しなきゃ…。




「ちょっと課長に電話してくる…」




私は居間に置いていたバッグからスマホを取り出して課長に電話をかけた。

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