テキストサイズ

I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*

第4章 突然の再会

「今度帰って来た時は、完成してるね?」


「当たり前だ、また次来るのも8年後じゃないだろうな?」


「これからは、ちゃんと帰るようにする」


「あぁ、頼むぞ

お父さん寂しくて泣いちゃうからな」





私のお父さんは……素直でかわいい。




「なぁ、亜子…」


「ん?」




「拓と、会ったのか?」


「……今朝、会ったよ」



「そうかぁ」



お父さん、どうしてそんなに嬉しそうなの?




「拓、益々いい男になったろ?」


「……うん、まあね」




かなりのイケメンだった。


正面から直視するのもされるのもドキドキしたし


身長も、163㎝の私より…大分大きくなっていて
きっと180はあるだろう…。




「外見も性格も、拓以上にいい男

お父さん会ったことないなぁ…。」


「急に何言ってるの?

拓ちゃんに惚れちゃった?」



笑いながら冗談で返したのに





「拓はモテるのに……


拓が今まで好きになった女性は


たった一人だけだそうだ」




お父さんは真顔だった…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ