I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第6章 後悔と迷い
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拓ちゃんは私を家まで送ってくれた後、明日私が帰る時に見送りに来ると言って帰って行った。
沢山笑って、楽しかったな…。
拓ちゃんに会って、本当に良かった…。
拓ちゃんは……外見は昔以上にいい男になったけど
中身は全然変わってなかった。
それでもやっぱりドキドキして
拓ちゃんとの距離が一々近くて
拓ちゃんが私に触れる度に身体が熱くなった。
キスされるのかと思って本気で焦ったけど
からかわれただけだった…。
一瞬、ほんの一瞬だけど
プロポーズをされた
あの頃に戻ったような気がして
キスを受け入れるとこだった…。
課長と出会っていなかったら……
私は今頃、拓ちゃんに
好きって言っていたのかな…。
拓ちゃんの好きな人…。
どんな人なんだろ…。
私はお風呂に入りながら
拓ちゃんのことばかり考えていた…。