I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第6章 後悔と迷い
色んな想いが頭を過って、泣きそうだ…。
出ようか出まいか考えた。
でも…
声が聞きたいと思ってしまって…
少しの間、画面とにらめっこをしてから
通話をタップした。
「……もしもし…」
「……亜子?」
「うん…」
「どうした?」
「どうした?って……
拓ちゃんが電話くれたんじゃん」
「そうじゃなくて……」
……?
「亜子……泣いてる?」
「泣いてなんかないよ……」
「じゃあ……泣きそう?」
バレてる…。
誰のせいでこんな想いしてると思って……
「我慢すんなよ」
……!!
「泣きたい時は泣けばいいじゃん……」
半分は拓ちゃんのせいなんだよ…。
……うっ
…ヒックッ…
あの頃みたいに
優しくしないで…