I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第6章 後悔と迷い
美花さん…
面会の時間が終わるまで課長の傍に居るのかな…。
“付き合ってるみたいよ”
「付き合ってるのは私だっつーのっ!」
……これが…
嫉妬心というものなのか…?
「はぁ~~~」
溜め息ばかりで仕事がはかどらない。
課長が体調悪いことも気付いてあげられなかったし
電話で話した時も、まだ課長は仕事をしていたはずなのに
それにも気付かなかった…。
私は課長に彼女らしいこと
何一つ出来ていない…。
拓ちゃんのことといい
私、今物凄く中途半端な気がする…。
拓ちゃんと再会して
課長と付き合っていながら
心が揺れてしまう。
最低---…。
「はあ~~~~~」
盛大な溜め息をまた1つ落として
机の上に突っ伏したその時---
スマホの着信音が鳴り響いた。
画面に表示されている名前は……
“拓ちゃん”
だった…。