I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第7章 手紙
次の日の午前中に課長は退院した。
点滴のおかげで熱は下がり、仕事に行くと言っていたらしいが
「そう言うと思って自宅に送り届けてきたわ」と
会社に戻ってきた美花さんが教えてくれた。
やっぱりあの二人付き合ってるのね、という他の社員の会話は聞こえないフリをした。
その日の夜も課長から連絡は無く
もしかして美花さんと一緒…?
そんなはずは無いと思いながらも
私からも連絡はしなかった。
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その翌日元気に出社した課長は朝から忙しそうでゆっくり話す暇もなく、時間が過ぎて行った。
そして、夕方頃同じオフィス内に居る課長から
届いたメールは
“今夜、亜子の家に行く”
行ってもいいか、ではなく
“行く”だった。