I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第7章 手紙
私は先に仕事を終えて、家の近くのスーパーで買い出しをしていると
課長からスーパーに着いたとメールが入る。
急いで買い物を済ませ、課長の待つ駐車場へと向かった。
課長は私の姿を見つけると、車から降りて来てくれた。
「亜子、お帰り」
心底嬉しそうに微笑む私の……
恋人…。
「ただいま」
私の両手からエコバッグをさりげなく奪って後部座席に積む。
そして
両手が自由になると、課長はすかさず私を抱き締めた。
「会いたかった……」
背中に回された腕の力が強くて思わずのけ反ると
逃さないとでも言うように更に力を込められた。
「亜子はひどいなぁ……」
「え…?」
「俺が入院しても会いに来てくれないし
電話もメールも入ってなった……」
あ……
「寂しかった……」
「ごめんなさい……」
だって美花さんが一緒だと思って……
「課長が寝てたら悪いなと思って……」
「そっか……」