I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第7章 手紙
ドキドキしながら
自分が書いたであろう手紙を取りだし読んでみる。
一枚の便箋に書き綴られた言葉は……
“たくちゃんへ
だいすき
まいにちだいすき
あしたもあさっても
ずっとだいすき
けっこんしたら
あこも
たくちゃんのおしごと
おてつだいするね”
……何?これ…
こんなの書いて渡した記憶無いんだけど……
それに……
どうしてこれを送ってきたのだろう…。
そう思いながら
拓ちゃんが書いた手紙を封筒から出そうとした時
「亜子……?」
課長がお風呂から上がってきて
私は慌てて机の引き出しに手紙を押し込んだ。
「……お水、飲む?」
「あぁ」
課長はコップに入っているお水を一気に飲み干すと
「さ、見せてもらおうか?
亜子の腕前を」
上司の圧力をちらつかせた。
私はいろんな意味でドキドキしながら
ソファーに座る課長の隣に腰を下ろした。