無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

期待に胸を膨らませながら教室に足を運び、指定された自分の席へ腰かけた。

私の席は窓側の一番前。
はぐは廊下側の前から二番目の席で私とはかなり離れてしまった。

けどこれを機会に新しい友達ができたらいいな…。

私の隣はどんな人が来るんだろう…女の子だといいな。
そしたら仲良くなれるかも…。


そんなことを考えていると、ふと私の後ろで女の子たちの話し声が聞こえてきた。

「ねぇねぇ、りっちゃんも一緒のクラスなんだよね？」

「そうなんだよ！律ちゃんがいてくれたらクラスすごいまとまりそうだよね」