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えっちマンション契約

第13章 類との生活

「柚香」
「え」


振り向くと、類が唇を合わせてくる。
唇の感触にうっとりしていると、すぐに舌が入ってくる。


(あ……きもちい)


和哉に見せつけるような、類のキス。


(類さん……どうしてこんなこと)


類はキスを続ける。
抵抗しようとする柚香。


「んっ、ちゅ……」


いつの間にかキスに夢中になって……


「いない……」


気がつくと、和哉はもういなかった。












「もう、ひどいです。類さん……」
「……柚香が誰のものか、はっきりさせねーといけないからな」
「類さんの……もの」
「あぁ、少なくとも身体は好きにさせてもらう」
「……」
「そのうち、心も貰ってやる」
「類さん……好きな人がいるんじゃ……」
「これでも気に入ってるんだよ」


もう1度、類はそっとキスをした。










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