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えっちマンション契約

第4章 501号室

学校に行くまでまだ1時間ある。


(見に行くだけ、行ってみようかな)


和哉が出て行った後、制服に着替えた柚香は屋上に行く事にする。
エレベーターに乗ってRを押す。


チーン


(見つかるとしなきゃいけないかもしれないから、そーっと探さなきゃ)


エレベーターから降りる。


(王子様みたいな人って、ちょっとだけ楽しみなような……)


屋上はよく手入れされた庭園になっている。
柚香はドキドキしながら探している。


ブラックベリーのアーチの下に1人の青年がいる。


(きれい……)


シルバーのウェーブのかかった長い髪。
ハーフなのか、透き通るような青い瞳。
長い手足。


(素敵な人……)


「おい小娘、テメーなにジロジロ見てんだよ!」
「え……」
「お前だよお前、最近入った女の入居者か。こんなところに住むなんて、お前ド淫乱か?」


(な、なに、この人が喋ってるの……怖い)


男は柚香に近づいてくる。
顔を寄せる。


(わ、きれいな顔、芸能人かな……)


そのまま、キス。


「ちゅ、ちゅ、ちゅう……」


舌がすぐに入ってくる。
気持ちのいいとろけるようなキス。


(気持ちいいキス……溶けちゃいそう)


男が腰に触れる。
お尻を撫で回しながら長いキス。


(やだ……すごい気持ちいい……)


「……舐めろ」
「え……」
「勃起したからフェラしろっつってんだよ」


(かっこいいけど、どこが王子様なのよ)


言われるままに、仁王立ちする男の前に跪く。
男は柚香を上から見下ろす。


「こんなところで……誰かに見られたら……」
「ああ?かまわねーよっ、ここじゃこんなことはしょっちゅうなんだよ、なんなら住人全員の前で公開セックス……なんてどうだ」
「い、いやぁっ…………何でそんな、大体、あなた、誰ですか……」


男は自分のそそり勃った性器を取り出す。


「501号室。類だよ。ここの庭園を手入れしてる」
「あなたがこの庭園を……」
「喋ってないで早く咥えろ」


類に髪を引っ張られ、口元には性器を押し付けられる。


「すごいおっきい……こんなに硬くなってそそりたってる……」


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