狂愛。
第2章 ××月××日
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「××君?この石はなに?」
その石は青く光っていた。
『これは夜光石って言うんだよ!持ってると悪いものをぜーんぶ追い払ってくれるんだよ!』
夜光石…
「へぇ!…あ!あの言い伝えのやつ?」
『そーだよ!これしぃちゃんにあげる!』
「え!?ほんとに!?」
『うん!僕としぃちゃんのお守りだから!』
××君とのお守り!嬉しいなぁ!
「わぁ、ありがとう!大事にするね!!」
『うん!…って、しぃちゃん危ない!!』
ん?
「え?…うわぁぁぁぁあ!」
あーぁ、転んじゃった。
『しぃちゃん大丈夫?』
転んだ時、ふと隣を見たら夜光石がこちらに向かって光っているのが見えた。
ーーそして…
「えっと…貴方はだれ…?」