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小春食堂【ARS】

第31章 美術研究所講師【智】

「腹減った…。」

所用で外出していた俺は、用事も終わり自宅に向かっていた。

時間は昼の1時半すぎ。

俺はまだ昼飯を食っていない。

「腹減ったなぁ…。」

通りかかった住宅街の路地の奥から二人の主婦らしい女性が出てきた。

会話を聞くと、この路地の奥に飯屋があるらしい。

俺は迷わず路地の奥に足を進めた。

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