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Honey star

第2章 #2 クールなライバル

首をかしげていると、私服姿の穂積が現れた。

「なっ…お前!仕事は…」


唖然としている千種に穂積は肩をすくめてぼやく。
駅長に頼んで仕事を抜けさせてもらったのだという。

早い話サボりじゃねぇかと突っ込む千種に対し、何か思い出したような表情で千種を見つめる。

二人はしばらく歩いて近くのバルに入った。

「最近の柏森、変だぞ何かあったのか」

ワインを飲んで穂積は単刀直入に質問してきた。

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