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Honey star

第2章 #2 クールなライバル

店を出て、駅の方向に歩いていく途中、数人の学生とすれ違った。

「若いってうらやましいね~」


楽しげに会話しながら歩いていくのを見送りながら千種がつぶやくと穂積が呆れた様子で千種に小さい声で囁く。


「お前はオッサンか」

「精神年齢がオッサンだもん」


「……」


開き直った表情で言い張る千種に穂積はがっくりときた。

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