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Honey star

第4章 #4 7月の長い夜

同じ頃――。


千種の携帯に着信が入った。


首をかしげながら出ると同僚だった。


話によると、鳴海がいなくなったという。


「いつ頃からとかわからないんですか?」


「覚えてんのは昼過ぎくらいだと思うんだけどねー」


同僚の言葉に千種は少し考えてから来たら連絡すると伝えて電話を切った。


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