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Honey star

第4章 #4 7月の長い夜

夕方から雨だと天気予報では言っていたが、予報より早く降り出した。


恨めしそうに空を見つめていると玄関のドアチャイムが鳴った。


まさか、鳴海が来るわけないだろうと思いながらドアを開けたら、鳴海が立っていた。


降り出したばかり雨に降られたらしく少し濡れていた。

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