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Honey star

第4章 #4 7月の長い夜

鳴海を抱き寄せて唇を塞ぐ。


唇を奪われて頭の中に霞がかかったようになっていた。

すがりつくように千種のほうに手を伸ばす。

千種はますます強く抱きしめる。


今度は鳴海の方からも唇を絡める。


自分がこんなにキスができるとは予想だにしていなかった。

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