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Honey star

第4章 #4 7月の長い夜

彼は鳴海の心を見抜いたかのように笑う。


「足りないの?」


「だって……」


彼の指の一本が内部に滑り込む。驚いて鳴海は目を見開いた。

とにかく身体の欲求に引きずられていく自分が他の誰かになるような気がして怖かった。

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