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消えない想い

第3章 告白

「え…ちょっと雄大私達も行った方が良くない?」

そんな彼女の問いかけに、少し沈黙した後

「後から追いつくだろ?彩花は俺と先に行こう」

そう告げると歩き出した。
戸惑っていた彼女も、テクテクと俺の後を黙ってついて来ていた。

そして途中、大きくて綺麗な夕陽を見ると

「わぁ…キレイだねぇ」

彼女はそう言って立ち止まり微笑んでいた。

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