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消えない想い

第3章 告白

そんな彼女の横顔を見ていた俺の口からは

「彩花お前が好きだ彼女になってほしい」

自然とその言葉を口にしていた。

彼女は驚いた顔をして俺の方を向いて、しばらくジッと見つめていたが…

「ごめんなさい…」

そう一言だけ告げると下を向いてしまった。

それからは、気まずいまま駅へと向かい、電車の中でも一言も言葉を交わすことなく
地元に到着すると、そのまま別れた。

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