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消えない想い

第1章 隣りの席

それこそ、ゲームの話からアニメの話。

家族構成から得意不得意な教科の話まで、
他愛のないことでもよく話をしていた。

平々凡々としていた日常に、少しづつ色が着いてきたように感じられた。

そうなると不思議なもので、
勉強にも、部活にも、オシャレにさえも身が入るようになり

いつしか彼女は
俺の特別な存在へとなっていったのだ。

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