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友達以上恋人未満

第3章 海






すると行き止まりになってしまい、


しばらくその辺りに座って風にあたることにした。





波の音を聞きながらキラキラひかる海を見ていると、


自分もこんな風に、キラキラ輝くような


でも心地よさを人に与えられる人になりたい


って彼が言った。




そうはなれないんだけど。


とも言った。






彼はそれ以上あまり何も言わなかった。





きれい。




キラキラしてる。






そうボソボソつぶやく私に、




うん。




っとだけ答えてくれた。












そろそろ行こうか。





彼がそう言いながら立ち上がった。











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