山岸君と照井君
第3章 初めて―――…。
そ〜いやぁ…
山岸と二人で帰るのは…
初めてだ―――――――…
俺たちは何時ものように話をしながら帰り道を歩く――…
グ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
「―――…グぅ?」
と、会話の間に割って聞こえた“グぅ〜〜〜〜〜”の音…
「////……」
山岸を見ると顔を真っ赤にして…眼鏡を不自然に上げ下げしている…
「いまの“グぅ〜”は…山岸の腹の虫か?」
「!!////ち、違う!」グぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
「嘘つくな!!腹の虫じゃね〜か」
山岸は、お腹を押さえて更に顔を赤くする!!
クンクンっと…微かにジャンクな臭いがする…
近くに…ファミレスがあった事を思い出す…