山岸君と照井君
第5章 お調子者――――…。
「あっ!いや……!今は、誰とも付き合ってね〜から!安心しろ!!」
「はぁ?何を安心しろと言うんだ?」
照井君の慌てっプリがよくわからない僕は…
ポテトとコーラを口に入れ!!
ん〜〜〜〜〜っと!肩を震わせる!!
「ポテト!コーラ!最強!!です!!」
そんな僕を見ながら…照井君は、肩を落とし…うなだれている――――――…
「そんなに…今、彼女いないのか辛いのかい?
照井君モテるんだから…直ぐにでもできるだろ?
僕なんて一度も居たためしがないぞ?」
「///ほ…欲しいとか…思わね〜の?」
照井君…なんか…調子が狂うなぁ〜!!変なの…
「彼女…ですか?
そりゃぁ―――――…人並みには?
でも、勉強の邪魔になるようなお付き合いなら!!いない方がいい!!
僕は、成績を落としたくないですから!!」
ポテトを口に運び!自信の恋愛観を照井君に伝える!!
「///揺るぎないな……
じゃぁ、じゃぁ!!好きなタイプは!?」
僕は、テリヤキバーガーを口に運び―――…
好みのタイプを思い浮かべる…
「ん〜〜〜〜〜…解りません」
「はぁ?解らない?好きなタイプが?」
僕は、口をモグモグしながら頷く―――――――…
「///……攻めようがね〜じゃねーか……ったく…」
「ん?」
照井君はまたしても肩の力が抜け――――…うなだれる…
「はぁ…ぁ…山岸…口―――…また付いてるぞ…」
照井君は、また僕の口にペーパータオルを持ってくる――――――…
「ん、!」
僕は…当たり前の様に……
口を突きだし―――――…
拭いてもらった…