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山岸君と照井君

第43章 番外編⑥―――……

【心美side】


「あ〜〜〜〜!楽しかった〜!
岳おじちゃんありがとう!

はい、これ半分はおじちゃんにど〜ぞ!って!」



私は、荷物の半分を岳おじちゃんに渡した



「ありがとう……って…そんなに持って帰るのか?」


私は、両手の荷物を見ながらホクホク顔になる!



「持って帰って、ちゃんとたべるよ?

感想を言いたいし!美味しくなかったのはちゃんと言わないとオバチャン達に悪いからね!」




次来たときに、ちゃんとお礼するんだ〜!!



持って帰るとパパが怒るけど…


善意のプレゼントだし!!

パパも、ここの唐揚げ好きなの知ってるし!!


多目に見てくれるよね♪




「心美ちゃん!また遊びにおいで〜〜〜!」


商店街のオジチャンが私に手を振る!!



「は〜〜〜〜〜〜い!

また、来ま〜〜〜〜〜す!
バイバーイ!!」





あ〜〜〜〜〜!楽しかった!


商店街だ〜〜〜〜い好き!!





【END】――☆★☆★☆







【照井side】


…あの唐揚げ屋居るの…

心美ちゃんと…岳心さんだよな―――…



心美ちゃんが、商店街にハマった話は聞いてるが…



岳心が…付き添いって…意外…



それにしても!!心美ちゃんの両手の荷物!!凄くないか?




つーか…岳心さん…荷物持ってあげないのかよ!!



小学生に荷物持たせるって…


どこまで……俺様?



「あら?南城1校の照井先生ですよね?


うちの子がお世話になってます〜」



「あっ!細田君の―――…」



商店街の入り口で…生徒の父兄に遭遇してしまった―――…



八年も母校で教師をしていると…こんな事もしばしば…





あ――――…二人を見失った…




俺達も今日は、唐揚げにしようかな……



心美ちゃん、美味しそうに食べてたし!!




苑心も、“おいし〜”って身体揺らすんだろうなぁ〜!!



///楽しみ!!





【END・END♪】★☆★☆




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