山岸君と照井君
第6章 友達――――…。
「うりゃ〜〜〜〜〜〜〜!!待ちやがれ!!この痴漢ヤロ〜〜〜〜〜〜〜〜〜がぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「!!ひっ!うぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
男は、俺の顔を見るなり!!あからさまに動揺し!?逃げ出した!!
俺は、比較的静かな書店で大声をあげなから!!痴漢男を追いかけ回した!!
すると、“痴漢ヤロ〜”の雄叫びに!警備員や社員が反応し、男は呆気なく捕まった!!
「はぁ!はぁ!!
この、痴漢ヤロ〜!!山岸のケツを触っていいのは!!俺だけなんだよ!!シバくぞこの変態!!」
警備員に取り押さえられた男の胸ぐらをつかみ!!俺は、怒りをぶつけた!!
あまりの迫力に―――…店員が俺をなだめる程だ……
後は、警備員と店員に任せ――――…書店をでた!!
「あ……山岸!!」