テキストサイズ

風景画

第64章  初空月 ③




空の彼方に想いを廻らせ

雨音を聴いていた



ベットに頬杖をつきながら

見つめるように…



雪の兆しを見せる雨



今夜はなぜか

痛いほど胸に染み入る







(了)



ストーリーメニュー

TOPTOPへ