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風景画

第66章  初空月 ④




幾度も

砂時計を返しながら

滑り落ちる時の行方を

見つめていた



悠久の中の一瞬

一瞬が連なる永遠



風が窓を震わせる



想うのは

あなたのことばかり・・・







(了)



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