テキストサイズ

風景画

第17章  夜長月 ②




秋の静寂に心を放ち

漆黒のとばりに憩うとき

夜の果てから

愛しい言葉が浮かびくる…



窓の外

風のゆくえに目をやれば

雲の波間を

夜間飛行の灯りが航る



ああ

あなたに、逢いたい・・・







(了)



ストーリーメニュー

TOPTOPへ