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腹黒王子の甘いワナ

第2章 1

〜璃玖目線〜

なんで俺がこんな目に…
俺は今、先生の頼みで用具室に向かっている。
道具を持ってきてくれと頼まれた。

(他の奴に頼めばいいじゃねーか…!)

そんなことを考えてるうちに用具室の目の前に来た。
鍵は入口付近にあると聞いた。だが…

「…?あれ?鍵…開いてる?」

俺は不思議に思いながらも扉を開けた。

「君…如月君…?」

そこには何やら色気を放つ如月がいた。

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