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エッチミッション

第1章 その扉の向こうには

「悠人!一緒にかえろ!」
「おう」
私、加藤七海には付き合って1年近く経つ、横寺悠人という彼氏がいる。でも悠人ははっきり言って、何考えてるか分からない。付き合ったきっかけは悠人からの告白。私は別に悠人のことは嫌いではなかったからOKした。悠人は野球部なんだけど、それにしては大人しくて、でもクールとは違うような?不思議系男子だ。そのせいもあるのかな?付き合って1年近く経つのにまだキスまでしかしてない。しかも普通のキス。遊びに行ったりはするけど、それ以上のことは何もしてない。こんなんじゃ友達と一緒だよー!!
「ねえ、悠人?私たちってさ…もう付き合って1年経つよね?」
「え?そうだっけ?」
「そうだよー!…あのさ…悠人の家行ってみたいな…」
「あー、後でな」
「またそうやってさ」
「いいだろ、別に。俺はこうやって一緒に帰るだけでもいいし」
なにそれ。私はもっと…
「私はもっと恋人らしいことしたいのに」

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