雨のち曇り、時々晴れ【ARS】
第30章 ホワイトデー【潤】
「翔さん、今日って何の日か知ってる…?」
未練たらしく聞いてみた。
「俺のオフ。」
「……、だよね。」
俺は翔さんに礼を言い、玄関を出た。
タクシーが自宅まで着いて、お金を払おうとバッグを開けるとあるものを見つけた。
「翔さん、いつの間に…。」
急いで運転手さんにお金を払い、自宅に駆け込む。
バッグから取り出したのは、俺がCMしてるブラウンのパッケージの板チョコ。
それに白いマーカーで書かれていたのは…。
『これからもヨロシク。SHO』
翔さんが店でこの板チョコを買ってるところを想像したら笑えてきた。
笑えて、笑えて…、涙が出てきた。
ありがとう、翔くん。
これからもヨロシク。
【ホワイトデー・潤】
未練たらしく聞いてみた。
「俺のオフ。」
「……、だよね。」
俺は翔さんに礼を言い、玄関を出た。
タクシーが自宅まで着いて、お金を払おうとバッグを開けるとあるものを見つけた。
「翔さん、いつの間に…。」
急いで運転手さんにお金を払い、自宅に駆け込む。
バッグから取り出したのは、俺がCMしてるブラウンのパッケージの板チョコ。
それに白いマーカーで書かれていたのは…。
『これからもヨロシク。SHO』
翔さんが店でこの板チョコを買ってるところを想像したら笑えてきた。
笑えて、笑えて…、涙が出てきた。
ありがとう、翔くん。
これからもヨロシク。
【ホワイトデー・潤】