無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

あの回のＶＳ嵐の放送後、ケータイ小説のサイトを見てみた。

そりゃあ、すごい盛り上がりだった。

俺達がキスだけで飽き足らなくなって、セットの裏で(ピー)するとか。

『俺のバズーカ受けてみろ。』と俺が潤に(ピー)するとか。

よくこれだけ書けるなと感心するほどだった。

でも、俺に機転を与えてくれたあの小説のページを見てみると、非公開設定になっていた。

「やっぱ、作者さん気づいちゃったか。」

おそらく俺に気づかって小説の公開をやめたんだな。

『こっそり嵐のケータイ小説読んでひとりで興奮してる櫻井翔』

作者さんの機転のおかげでこの噂が立つことは免れた。

俺は、この作者さんに二度救われたことになる。

「本当に申し訳ない。そして、ありがとう。」

俺は作者さんに感謝の気持ちでいっぱいだった。

作者さんのトップページに新作があるのを見つけ、何気なく開いてみると…

『それから潤は二人きりになると、決まって翔にキスをせがむようになり…』

「おいおい、いい加減にしてくれよ！」

俺は叫んだ。

アラシックの観察眼、恐るべし！

【ケータイ小説・翔】