ナマでやっちゃいました
第5章 ※ペット好きすぎ注意※
華やかな広間
鼻孔をくすぐるお酒や香水、食べ物の匂い
お金持ちである彼の誕生会は、それはそれはとても大きなパーティーだった
そんな中、私は彼にもらった真っ白なドレスに身を纏っている
「可愛いよ、凄く
さすが俺が選んだだけあるね?お前は白が一番よく似合うよ」
そう言いながら、大きな手のひらが私の頭に乗る
すると、主役である彼は中心にあるステージへと呼ばれてしまった
…どうしよう
彼がいなければただの小汚い娘だ
そう思っていると横から、トントンと肩をつつかれた