ナマでやっちゃいました
第5章 ※ペット好きすぎ注意※
キス…?
私、令さんにキスされてるの?
キス、って好きな人同士するものだと思っていた
「君が、凄く愛おしくて仕方ない
…、他の奴に取られてしまうくらいなら俺が君を奪ってしまいたい」
そう言い、彼はまた唇を重ねる
だけど、次はすぐに離れない
私は目を瞑り、息を止めた
「っ…」
「息止めてたら、窒息しちゃうよ」
クスリと彼は笑う
そしてもう一度、私は溺れる金魚みたいに口から空気を求めた
金魚がエラからしか呼吸できないように、焦った私は口で空気を求める手段を選んでいた
すると、息と同時に生暖かいモノが入ってくる
「っん…」
令さんの舌だった