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凍夜

第1章 氷雨



《ガキじゃあるまいし、アトなんて、残して欲しくないものだ……。》


私は、腹の中で軽く舌打ちした。


《ついでにいうと、情事のアトが、妊娠なんてのも、面倒だ……。》



私は、いつも、低容量ピルを服用していた。



トリキュラー



昔から……。



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