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凍夜

第1章 氷雨



車は、中島公園を通り過ぎ、豊平川沿いの道路に入った。


マサシの体の震えは、いつのまにか止まっていた。


私は、COOLをふかしながら考えていた。


車が、どこに向かっているのかは考えたくなかった。

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