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あなたの側で・・・

第2章 時間


「お前がそう思っているならそうだと思うぞ」


優しく微笑みながらじっと見つめてくれていた
私の気持ちは好きってことだとはっきりした


「佐伯、俺の彼女になってくれるか?」


「私なんかでよければ」


涙を堪えて答えた


「お前がいいんだよ」


そう言いながら優しく抱きしめてくれた
それはとてもあたたかく心地好かった


「先生・・・」


私もギュッと抱きしめた

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