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ストリートガール

第3章 ギャル


「マヤちゃんも、可愛いよ。自分で塗ってるの?」

ヒデ君は、眼鏡を指で押さえながら、私の手を握手するように振った。

「あー!この二人、もう手なんか握っちゃって!はやっ!」

ソノミが私とヒデ君の手を払った。

「なんか、頼もうよ。」

「うん。そうだね。お腹空いたでしょう?好きなの頼みなよ。」

カズくんがメニューを広げて私とソノミに渡してくれた。

「なーに食べよっか?ねっ?マヤ。」

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