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ストリートガール

第2章 思春期の少年


いつもの時間に、林君は愛犬ミミを連れて現れた。


私は、ニッコリ笑顔して、林君の横に並んだ。


林君も、ニッコリ笑って「元気?」って。


「勉強してる?」


「全然だよ。」


「アハー。マスばっかかいてんじゃねーの?」

私が下品にそう言ったら、林君、クスって笑って「仕方ないじゃん。日課だよ。」って。

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