初恋2
第2章 夏との生活
帰ってくると家に明かりがついていた。
夏が帰ってる…
一週間ぶりの夏。
料理作ってくれてるかな?
僕は少し早歩きになる。
ドアの前に立つとなんだか心臓の動きが早くて。
「ただいま。」
「おかえり。春。」
一週間ぶりの『おかえり』。
すごく嬉しくて。
思わず僕は夏に抱きついた。
「うわっ!!春ー。どしたの?さみしかった?」
「………寂しかった。寂しいに決まってるじゃん!」
さらにきつく抱きしめる。
「春。チューしていい?」
「…いいよ///」
久々のキスはとても幸福感に満たされるものだった。