テキストサイズ

初恋2

第3章 新たな住民


そう言って秋は寝室へ入っていった。



あ…そういうことか……。




「わかったでしょ?」


「うん。冬はこれでいいの?」


「…いい。秋の顔が見れればそれでいい。」


僕達より、冬たちのほうが大変なんじゃないだろうか




僕らは離れ離れだったけど、


冬たちは近くにいても話さない。




それって一番辛いことじゃないのかな?





夏が口を開き

「秋も言ってたよ。『俺、冬を悲しませてるかも』って。『冬に辛い思いさせてる』って。」






ストーリーメニュー

TOPTOPへ