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初恋2

第9章 秋と冬 編

冬side


あれは何年前だろう…

秋との出会いは…


_______
___



「春にぃーはやくー!」

「よしっ!行こっか。」


隣の人への挨拶。


ちょっと緊張するなぁ…



ピンポーン。



「…はい?どちら様ですか?」


出てきたのは



そう。


秋だった。


でも、その時僕は春にぃの後ろに隠れてて。


「と、隣に引っ越してきた、ま、前野です。」


「あぁー。ども。」


春にぃがトントンっと肩を叩いて



僕が、春にぃの前に出た瞬間だった。



僕の"初恋"は。










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