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秘☆め☆ご☆と♪

第4章 秘めごと ②

思い出した……。



あの頃の楽しかった思い出が、今鮮明に蘇ってきた。






その中で一つ、私は思い出してしまったことがある。



それは……。


私はあの頃、あっくんに恋心を抱いていたということを……。



彼が好きだったから。




引っ越しの時も、お別れの言葉が言えず、黙って行ってしまったんだと思う。




あの頃の私なら、彼の告白を喜んで引き受けてただろう。

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