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秘☆め☆ご☆と♪

第2章 琴子の気持ち

私は男っぽい性格で、上手に甘えることが出来ない。


言葉も男っぽいってよく友人に言われる。


髪もショートに近いから、ますます男らしく見られて……。





だから女の子らしく、上手に甘えられる可愛い姫芽のことが、羨ましかったんだ。



私は女の子らしくないから……。



最初はこんな可愛い姫芽と友達になれたことが、素直に嬉しくて……。




でも、いつからだろう?




私の中に、友情ではない何かが芽生え始めてた。

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