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「ちょっと!姫芽ってば!!」



「うわっ!!ビックリした……」

いきなり大声で美桜子に名前呼ばれて、驚いてしまった。



「人の話聞いてなかったでしょ！？」



「う……ごめん」



「ふう……全く。仕方ないわね」




「……ごめん。それで、話って？」


「うん……あのね。この後時間あるかな？姫芽に相談したいことがあるの……」

美桜子は急に真剣な表情になる。